ニュージーランドのオークランドに投資移住の現状を確認に行って来ましたので簡単にレポートします。お話しを伺ったのは、投資銀行のプライベートバンキング部門で活躍されるIさんとMさんです。この銀行ではニュージーランド投資移民の投資適格商品を扱っており、25万NZドルから口座開設が可能です。

ニュージーランドの人口は約470万人、そのうち移民数は約7万人です。街は整然と整備されとても綺麗です。思ったほど東アジア系の人は見かけません。

オークランドの街には素晴らしいマリーナがあります。やはり人気のアクティビティは、クルーザー、ヨットなどのマリンスポーツ、ハイキング、ゴルフなどです。冬にはスキーやスノーボードなども出来ます。

不動産関連では、住宅ローン金利は4-5%、外国人は新築物件のみ購入可能です。(10月22日から中古物件は購入出来なくなりました。)

不動産購入は投資家カテゴリーの投資金額に含まれません。ただし不動産賃貸等の事業を行う場合は投資金額として計算されます。不動産価格自体は安定していて、値上がり目的の投資にはあまり向いていないようです。

ニュージーランド投資移住のプログラムは現在下記のように、超富裕層・富裕層のご家族にとって申請しやすいものに更新されています。また認可されている投資方法も多くの選択肢があるのが特徴です。

1. 投資家プラスカテゴリー

1,000万NZドル以上を3年間投資。投資移民政策の中で最上級のカテゴリーで申請手続きが優先処理されます。

条件:英語、年齢制限はなし

必須滞在期間88日(3年間合計)

書類審査には約3ヶ月かかります。

プロセス:資金移動と投資の許可、申請認可(Approved in Principle: AIP) 後、12ヶ月以内に投資開始 → 資金移動と投資事実の証明 → 条件付き定住許可(Resident Visa) → 3年間の投資期間満了後に永住権発給(Permanent Residence)

2. 投資家カテゴリー

300万NZドル以上を4年間投資。永住権申請は、申請者の適格性をポイント制システムで評価。

条件:3年以上の経営経験、IELTS3以上の英語力、65歳以下

必須滞在期間438日(4年間合計)

プロセス:関心表明(EOI)→ ポイントの高い順に、2週間ごとに選抜 → 申請許可(ITA)申請許可書の発送後4ヶ月以内に必要書類を揃えて申請(書類審査には約6ヶ月)→

資金移動と投資の許可、申請認可(Approved in Principle: AIP) 後、12ヶ月以内に投資開始 → 資金移動と投資事実の証明 → 条件付き定住許可(Resident Visa) → 4年間の投資期間満了後に永住権発給(Permanent Residence)

*年間400件まで申請書を受付しますが、現状では200件程度の申請しかありません。

認可される投資の種類

・ニュージーランド企業の上場・非上場株式。アクティブ/パッシブ運用の株式、直接投資、または合同運用のファンド。

・ニュージーランドの政府、または地方団体、公認の銀行/金融会社/企業により発行された債権

・慈善目的の投資(慈善団体への寄付は投資総額の15%以内)

・商業用不動産や住宅用不動産開発事業への投資。申請者が個人的に使用するためではなく、公開市場で商業的利益を上げられるもの

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