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キプロス共和国

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超富裕層・富裕層ための、キプロス移住情報
概要

温暖で安定した気候に恵まれ、アジアとヨーロッパの中間に位置するなど、地勢的にも恵まれているキプロス。質の高い労働力、優れた交通機関と通信システムを誇り、住む場所としても投資家にとって魅力的な選択肢とみなされています。

現代的で、サービスベースの自由市場経済を有するキプロスは、効率的かつ透明性の高い規制と法制を採用していることもあり、世界の投資家や企業が自信を持って成長と繁栄を期待し、投資を行える条件が整っています。
同国は、経済成長の刺激剤として、大規模かつ困難な金融業界の再編に着手し、経済の再起動に向けて様々な新しい方策に取り組んでいます。世界銀行による2018年度のビジネス環境ランキングは、190カ国中、53位でしたが、今後この順位は上昇するものと期待されています。

居住権

キプロスでは、閣僚会議での決断により、通常よりも短期間で永住権(カテゴリーF)を取得できる「ファースト・トラック制度」が2013年5月に導入されました。この永住権の申請プロセスでは、(同国の外国人および移民者に関する法律の第6条2項の規定に基づき)同国に投資する意図があり、かつ以下の条件を満たす外国人は永住権を得ることができます。

  • キプロス領内で、市場価格30万ユーロ以上の居住向けまたはその他の不動産を購入している
  • 国外からの収入、およびキプロスにおける雇用以外の収入源による年収を確保している
  • 国外からの資金をキプロスの銀行の3年定期預金に入金している

なお、居住権所有者は居住権を維持するために、2年間に最低1度はキプロスを訪問する必要があります。

キプロス投資プログラム

原則的に、個人としてまたは会社を通じて経済的条件のいずれかを満たす外国人は、「キプロス投資プログラム」によって、キプロス共和国の市民権を申請することが例外的に認められています。

投資によるキプロスの居住権取得

海外からの投資を増やし、経済発展を促す政策の一環として、外国人および移民者に関する法律の第6条2項が内務省によって簡素化され、以下の条件を満たす非EU市民が居住権を申請できるようになりました。

  1. 市場価格が30万ユーロ以上(税抜)の不動産を購入していることが主要条件として規定されいています。居住権の申請者は、申請書と一緒に、不動産購入の契約書と、その購入のために20万ユーロ以上(税抜)支払ったことを証明する書類を提出する必要があります。また、不動産購入の契約書をキプロスの国土測量局に提出しなければなりません。なお、申請者またはその配偶者の名前で登録され、申請者またはその配偶者が唯一の株主である会社を通じて不動産を購入することも認められています。
  2. 申請者は、キプロスの銀行の3年ものの定期預金口座に国外から3万ユーロ以上を入金したことを証明する手紙を同銀行から取得し、提出する必要があります。満期を迎えた後は、制約なしに資金を使用することができます。
  3. 申請者は、国外に3万ユーロ以上の年収があることを証明する必要があります。さらに、成人の子供ひとりにつき5,000ユーロ、扶養する両親ひとりにつき8,000ユーロが加算されます。収入には、雇用による賃金、不動産からの家賃収入、年金、株の配当金などを含みます。
申請プロセスと取得にかかる時間

申請料として500ユーロ、さらにバイオメトリック情報の登録に50ユーロかかります。まず、移民局によって申請内容が審査され、その後、内務省の事務次官によって2ヶ月以内に決定が下されます。居住権の取得が許可された場合、申請者とその家族全員が1年以内にキプロスを訪問し、居住許可書を実際に取得します。
キプロスに到着後、ニコシアにある移民局の事務所を訪問し、居住権を申請する家族全員のバイオメトリック情報を登録します。登録は申請書類の提出時、審査中、または許可を受けた直後に行うことができます。

キプロスの居住権のメリット
  • 2ヶ月という短期間で取得できる迅速な申請手続き
  • すべての基準を満たしている限り、取得できる確立が高い
  • キプロスに住む必要はなく、2年に一度訪問するだけでよい
  • 扶養家族は、質の高い私立の学校に入学でき、英語コースも受けられる
  • 申請者の家族全員が申請できる(申請者本人、配偶者および18歳未満の子供)
  • 扶養家族の18歳~25歳の子供と申請者の両親も申請可能
  • バイオメトリック情報の登録のためにキプロスを訪問する必要があるが、それ以外はすべての手続きを国外で行うことができる
キプロス投資プログラム

キプロス政府は海外からの直接投資を誘致するために、様々な対策に取り組んでいます。その一つが、同国の不動産に200万ユーロ以上を投資し、その他の条件を満たす人にキプロスの市民権を付与する「キプロス投資プログラム」です。キプロスで市民権を獲得すると、EUの全加盟国で生活、就労、就学することができます。
2016年9月、キプロス政府は投資プログラムに変更を加えました。これにより、必要とされる最低投資額が250万ユーロから200万ユーロに減額された他、同国で家の購入に50万ユーロ(税抜)を追加投資することを条件に、申請者の両親も含むことができるようになりました。
以下に挙げる投資条件のいずれかを満たせば、外国人は誰でも「キプロス投資プログラム」に応募することができます。投資条件は、個人的に満たす以外に、申請者が株主または上級管理職を務める会社を通じて満たすことも認められています。

  1. 不動産、開発事業、インフラプロジェクトへの投資 — 不動産の購入または建設に200万ユーロ以上を投資する必要があります。
  2. キプロスの事業または企業の買収、設立、参加 — キプロスに拠点を持ち、活動している事業や企業の買収、設立、またはそれらへの参加に200万ユーロ以上を投資する必要があります。投資先として認められる事業または企業は、同国に確かな実体があり、キプロス人を5名以上雇用している必要があります。
  3. 代替投資ファンドや、証券取引委員会によって認可を受けているキプロスの企業または組織の金融資産への投資 — 代替投資ファンド(AIF)から200万ユーロ以上に値するユニットを購入する必要があります。また、債券や株式の形でキプロスの企業または組織の金融資産を200万ユーロ以上購入する場合も、この基準を満たすとみなされます。
  4. 上記の投資オプションを組み合わせる — 合計投資額が200万ユーロ以上であることを前提として、上記の投資方法を組み合わせることが認められています。組み合わせる投資には、最大50万ユーロまでキプロス共和国の特例国債の購入を含むことができます。

また重要な条件として、どの投資オプションを選択した場合でも、申請者はキプロスにおける自宅として同国で不動産を購入し、生涯に渡り所有し続ける必要があります。この自宅用不動産の購入額は50万ユーロ以上(税抜)と規定されています。申請者が、不動産への投資を選ぶ場合は、この自宅用不動産の購入を200万ユーロの投資の一部とみなすことが認められています。

申請プロセス

キプロスで市民権を取得するには、プロセスをきちんと理解した上で慎重に一連の重要な手順を踏む必要があります。これらの手順でひとつでもミスがあると最終的に許可が下りない可能性があるため、ル・セルヴァンでは必要な手続きを期限内に正しく行うお手伝いを行っています。
さらに、ル・セルヴァンでは、お客さまに最も適した投資機会を特定し、撤退方法の可能性に関してあらゆる可能な投資案件を審査し、市民権の申請書類の作成および政府への提出を代行します。また、審査中に進行状況を当局に確認し、お客さまに代わって審査結果および必要な種類を政府から受理いたします。さらに、お客さまの不動産の管理に加え、その他の様々なコンシェルジュサービスを提供いたします。

審査期間

キプロスは、最も短期間で第二の市民権を取得できる国のひとつです。通常、申請書類を提出してから6か月以内に許可が下ります。

高い成功率

キプロスの市民権の取得手続きは比較的シンプルですが、完璧な対応が求められるため、詳細に至るまで細心の注意を払い、綿密な投資計画を行う必要があります。ル・セルヴァンでは、グローバルとローカルの両方の面で豊富な専門知識と経験を有し、高い確率で規定の期間内に市民権の取得に成功しています。
さらに、キプロス政府による審査と同様の内部審査を予め行い、それに通過した投資家の方のみを対象にサービスを提供しています。なお、現在の居住国で発行された無犯罪証明書も準備段階で提出していただく必要があります。

キプロス投資プログラムのメリット
  • EU圏内で自由に移動、就労、就学する権利を得ることができ、社会的および法的安全が保障されます。
  • 申請者とその家族に必要な公文書が発行されます。
  • 世界173ヵ国にビザなしで渡航できます。
  • 通常申請から180日以内に市民権を取得できます。
  • 資産を寄付する必要がなく、キプロスで資産を取得することによって申請資格が得られます。
キプロスの不動産市場と価値

キプロスの不動産市場では2004年から2008年にかけて不動産の需要が高まり、それに呼応して不動産の開発が積極的に行われました。ところが、世界的な金融危機により、不動産の需要が低下し、2009年には完成した不動産の多くが売れ残っている状態になりました。需要の低迷は不動産価格の大幅な下落を招きました。ただし、2016年から2018年にかけて、需要が着実に回復し、島内で不動産の売買が活発に行われるようになりました。この需要の高まりにより、不動産の価格が安定し、毎年価格が上昇しています。
キプロスの不動産市場で最も健全な成長を見せているのは、富裕層向けの別荘を中心とする居住用不動産です。
キプロスにおける不動産の選択肢の中で、最もコストパフォーマンスが高い物件の例として、以下があります。

    • 臨海エリアにある物件

リマソールやパフォス、アヤナパに代表される、最も人気の高いエリアは魅力的なライフスタイルを提供します(ビーチなど)。

    • 計画的に設計された統合型のコミュニティ

このタイプの施設は、通常ゴルフコースまたはコミュニティを中心に形成されており、地元出身者や移住者、別荘として、または休暇で利用する人など、あらゆるタイプのオーナーのニーズに応える物件を提供します。

上記のタイプの不動産の1平方メートルあたりの価格は、立地条件や建物のスペックにもよりますが、通常10,000~22,000ユーロ程度です。将来的に価値が上がる余地があるという意味でも、望ましい購入価格の目安は10,000ユーロです。外国人バイヤーのほとんどが、首都ではなく、上記のカテゴリーに属する物件を購入しています。

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